Vilhelm Hammershoi ハマスホイとデンマーク絵画 その1

山口県立美術館

6月7日 ハマスホイ観に行ってきました。
朝7時に出発しようと思ったのに8時に出て、10時に美術館に着きました。
テントがあってスタッフが何人もいらっしゃって、スピーカーを持って人の流れを誘導していました。
なんだかアトラクションに並ぶみたい。整理券をもらって、問診票を書きました。2時間待ちでした。

2時間後の12時に集合。20人くらいの人とグループになって入場。
でもすぐ等間隔に並んだ椅子に座って待機です。
一人ずつ検温します。検温した後すぐにチケットを購入。館内では買えないそうな。
私はただ券持ってたので、皆さんを通り抜かして移動。また椅子があって美術館入り口前で待機です。

座って待っている間に緑の札を渡されました。スタッフに見えるように服に付けて、美術館に入りました。
美術館に入ってもすぐに20人で集まって椅子に座り、係の人から諸注意などの説明を受けます。
時間制限を設け、緑の札を付けた人が一緒に次のコーナーへ移動できるようになっているんですね。
1階は30分でした。少ない!!観れるかしら。早く観終わっても30分は1階に留まっておかなければなりません。
そしてしゃべってはダメ。

そのようなシステムの説明を受けて、いざ会場入り口まで来ました。
するとそこでも椅子が並べてあって、最後の説明。一番最後のミュージアムショップにも20分しか滞在できません。
展示室は3部屋あって全部で80分でしたから、ミュージアムショップの20分足して合計100分でこの展覧会を満喫しなければなりません。

椅子に座って動画を見たり説明聞いたりして待っていたら、5人くらいの少人数ずつでいよいよチケット交換。中へ入れました。

1階はハマスホイはいなかったですねー。18世紀くらいのデンマークを代表する作家たちがずらーっと。
1800年代から1864年までのデンマーク絵画は「黄金期」と呼ばれているそうな。
身の回りにあるありふれた日常、それでも美しく、魅力にあふれた故郷を描き続けた人々。

1870年代からはスケーインという漁師町が注目されたそうで、そこの過酷な労働と、自然と共に生きる姿勢や物質文明に汚されていない暮らしぶりがヒットして、芸術における優れて国民的な主題として捉えられたんですって。

こちらの絵は映画のワンシーンのようでした。自分もその場に居合わせているような臨場感。波のしぶきが冷たそうです。温度や音なども伝わってくるすばらしい作品でした。

図録から参照

                          2階はいよいよハマスホイ登場です。       つづく

CREATOR

奈扇
山口芸術短期大学で吉村芳生に学び、名古屋造形大学総合造形コースに編入した後はインスタレーションやコンテンポラリー表現に触れる。

手段は自由で、概念を視覚化しスタイルを自分で作っていくところが現代美術の魅力だと思っています。



主な制作歴
2008年 国際交流展transit in 香港
2009年 国際交流展transit In 名古屋
2014年 コンテンポラリーミニテキスタイル公募展 入選
2018年 シンフォニア・アート展
2018年 ACTアート展
2019年 柳井市美展 奨励賞
2020年 日本文藝アートコンペティション 奨励賞
2020年 いろやの0号展
2021年 いろやギャラリー 個展
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