防府市のアスピラートで開催している企画展「美人画レボリューション！」へ行ってきました。

春夏秋冬の季節別に展示されていた近代美人画の数々と、現代アーティストの美人画がとても綺麗でした。昔から令和までの美人が勢ぞろいで見ごたえたっぷりでした。

近代美人画では数人の女の子同士で話をしているしぐさや関係性が微笑ましかったです。
特に魅力的だったのは綺麗だけではない、どこか怖い雰囲気の絵に心奪われました。般若のお面を持って微笑むような表情の女性、静かにうつむいているけど何かもの言いたげな上目使いの女性、人なのか妖怪なのか…妖艶な女性、綺麗と怖さが紙一重になっている作品です。

他にも注目ポイントとして、昔の髪の結い方、季節ごとの着物の柄の意味が興味深かったです。年齢や身分、未婚・既婚などによってヘアスタイルやメイクが違って驚きでした。

現代アーティストが描く「女性」のイラストやアートも素敵でした。
近くで見るとビーズなどでデコレーションされていたり、瞳の周りにキラキラのラメがワンポイントで入っていました。
山口県出身の作家さんも多く参加されていて、1Ｆには高校生の作品もあります。
現代アートに触れる機会が少なかったので新鮮でした。

【会期】10月14日(土)～11月14日(日)
【時間】10：00～17：00(入場は16：30)
【場所】防府市アスピラート２Ｆ
有料
休館日…火曜